ブログ
2024年 9月 27日 併願校の決め方について
なかなか苦しい暑さの夏が終わり、急に涼しい季節がやってきました。いよいよ受験も大詰めという感じがしています。担任助手1年山下です。今日はいろいろ話したいのでサクッと本題に移ります。
本日は併願校の決め方についてお話していきます。みなさんも一度は悩む話題です。私も悩みに悩み、併願校選びの失敗も正解もしてきました。その経験も交えて書いていきます。
結論から言うと、併願校は
行きたい学部学科で決めろ!!!
が僕の答えです。みんな言ってることじゃねーか、と思うかもしれませんが詳しく以下で説明します。
私が考える併願校の条件として
1,本命の勉強に注力しても受かるレベルであること
2,併願の勉強のやる気が起きる学部学科であること
3,もし進学しても前向きに勉強が続けられる学部学科であること
4,受験日があまりにも連続しないこと
この4つが重要だと思います。
1,本命の勉強に注力しても受かるレベルであること
これは皆さんも納得いくと思います。第1志望の勉強をしまくるのが当然マストですから、できれば併願校の勉強時間はなるべく減らすのが理想です。
もちろん併願の勉強が本命に活きることも多々ありますが、本命の勉強が疎かにならない程度のところを選びましょう。
最初から合格点を取れよ!!!ってワケではないのですが、あまりにも目標点と乖離しているところを併願にしてしまうと、本命も併願も中途半端になってしまい、どちらも不合格になってしまいます。
2,併願校の勉強のやる気が起きる
これめっちゃ大事です。いざ併願の対策をしようと思っても、
「行きたくもない学部だけど大学名だけで選んでるんだよなぁ…。」
みたいなプライドまみれの状態だと勉強する気が起きなくなります。ここなら進学することになっても楽しそうだな!!って思えるところを選びましょう。
私の場合は宇宙工学や機械工学系の分野に進みたかったのですが、一人暮らしして遠くに住まないと通学できないところを併願校にしてしまい、とてもやる気が起きず結局対策を捨てた経験があります。
併願校も1校3万円くらいかけて受験するので、無駄にしないようにしましょう。
3,もし進学しても前向きに勉強ができる学部学科であること
大学の授業は中学高校のように勝手に時間割が組まれるわけではなく、自分で授業を決めて登録します。それらの授業は欠席すると怒られることはなくなり、学びたい人にのみ単位が与えられ、学ぶ意欲のない者には容赦なく引導が渡されます。
つまり、興味がない授業だと本当に行く気がなくなります。1回サボってしまったらもうおしまいです。
もちろん行きたい学部学科に進学することができても、少なからず興味の無い授業をとらないといけないのですが、興味もなく授業に出席する意欲もない学部学科に進学してしまったらどうなるか分かりますか?
そう、どの授業にも行かなくなります。
受けなくても別に何も言われないし、興味がないからです。
それを防ぐために、少なくとも興味のある学部学科に進学するべきだと私は思います。大学で好きなことやりたいことを見つけようと思っても意外と大変なものです。今のうちから将来のことも考えておくようにしましょう。
さて、併願は何校くらい受けるべきなのでしょうか?
乱れ打ちをして数打ちゃ当たる理論で受けまくる?本命に集中したいから1個も受けない?
理系目線ではどちらもオススメはしません。
本命より下のレベルだからといってどこでも受かるわけではありません。
私も絶対受かるだろうと思っていたところに落ちた経験もありますし、滑り止め大学の入試で凡ミスをしまくっておちこんだこともあります。
4,受験日があまりにも連続しないこと
意外と受験において大事だと思います。試験は頭も神経も使うし緊張もするしで結構疲れます。連日試験を受けると疲弊して集中力が続かなくなってしまったり…。試験の連チャン可能な日数は文理や人によって変わりますが、運動部でそこそこ体力に自信のあった理系の私は、試験は2日連続までと決め、3日連続にならないよう併願校を決めました。正直2日連続なら乗り越えられると思います。
さて色々お伝えしましたが、結論としては行きたい学部学科を優先に決めろ!!ということです。少しでも併願校選びで悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
また、併願校選びで悩んでいる人は是非担任助手や担任の先生に気軽に相談してみましょう!!
明日は頼れる4年、小西先生がオススメの東進の講座についてお話してくれます!!