ブログ
2024年 6月 18日 どうする?文理選択
こんにちは!東進ハイスクール横浜校担任助手の片岡優です!
昨日のブログで雑賀先生に「とっても頼りになる」なんて紹介されていましたが…照れますね笑
6月だ!梅雨だ!とワクワクしていましたが、全くそんなこともなく、普通に暑い日々が始まりましたね。夏の足音はすぐそこに。受験生の方々は焦りを感じはじめたり…?
高校一年の方々はそろそろ文理選択について考え始めたり、決断を下したりする時期ですね。
文理選択は受験をする上での大きな決断のため、迷っている方もいるのではないでしょうか?
自分はめちゃめちゃ悩んだ末に国公立文系の道を選び、現在は早稲田大学人間科学部で心理や福祉、倫理など様々なことを学んでいます。
今回は、どうして文系での受験を決意したのか、についてお話ししようと思います。
かくいう自分は高校入学当初、理系に進み、大学では環境汚染、特に海洋汚染について学びたいと思っていました。中学時代は環境保護関連の新聞記事や本を読み漁り、将来は環境省で働くか、企業の環境アドバイザーになりたいと切に願っておりました。高校受験の面接でも環境問題への思いを約20分も暑苦しく語りました。語りすぎですね笑
しかし、そうして語りまくって受かった高校。周りと授業のレベルが高すぎて、家でめちゃくちゃ勉強したにも関わらず、数学は赤点ギリギリ、物理基礎は蕁麻疹と知恵熱が出る始末で、壊滅的でした。(元々苦手ではあったんですけどね笑)
そのため、自分は物理選択受験での環境系の学部への進学を早々に諦め、1年生の夏には文系を選ぶと宣言しました。
理系科目から逃げるというのは、文系に進んだ理由として正直ありました。しかし、それだけではありません。環境問題と同様に家庭環境や虐待に興味があり、児童福祉士か臨床心理士になりたいとも密かに思っていたのです。どうせやりたいことがいっぱいあるなら苦手の少なく、オリジナリティのある道に進もうと思って文系を選びました。
と、母や学校の担任には言ったものですが、本当は二年生に進級する直前まで、文系で良いのかと自問自答していました。
実は当時、医者や法医学者にも憧れていた上に、生物基礎は好きだったので、医学部に進むために生物選択にした方がいいのではないかとも思っていたのです。しかし結局、小心者の自分は現状維持バイアスに逆らえずそのまま進級し、そのまま文系として受験に臨みました。
正直今の進学先でも環境関連の勉強はできます。医師免許は取れませんが、医療系の勉強もできます。(文理融合の学部なので…)
それでも、今の自分は社会福祉士を目指し、心理や福祉を学び、家庭福祉のゼミに所属したいと思っています。
それに加え、結局選んだ志望校は二次試験でも数学は必要で、数学からは逃げられませんでした。もっと言えば、文系のくせに歴史が苦手で、共通テスト本番は日本史Bよりも数学の方が高得点な始末笑。理系の方が向いてたかも笑
結局何が言いたいか。大学でやりたいことや自分の志に合った選択をすべき、ということです。
現状の科目の向き不向きなんか当てになりません。勉強量でいくらでもねじ伏せられます。ただ得意不得意で文理を選べば、勉強するモチベーションもなくなる他、受験する大学を選ぶ時や大学に入った後にも途方に暮れます。自分は自身の興味関心に従ったおかげで、受験勉強は全力で頑張れましたし、今の大学生活もめちゃめちゃ楽しいです。
どんな大人になりたいか。ただ将来だけを見据えて文理選択をしてください。
自分からはこれだけです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
明日は自分の元担任、柴本心先生です!お楽しみに!