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2019年 8月 9日 夏に勉強を頑張る理由
こんにちは!法政大学理工学部の阿部拓巳です。
もう梅雨も明け、本格的な夏が始まりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
受験生の子は、受験勉強の天王山と言われる夏休みを一日一日本気で過ごしてくれていると思います。
しかし、受験学年でない低学年の子はどうでしょうか?今の時期から本格的に受験勉強に取り組んでいるという子は少ないのではないでしょうか。
今回はそんなあなたに、なぜ今から勉強を始めなければならないのかを話していきたいと思います。
来年の受験生(現高校2年生)の代から始まる、大学入試共通テストというものがありますが、詳しく情報を集めることはできているでしょうか?
従来のマーク型試験では評価の難しい記述力や英語の4技能運用能力などを多角的に評価するためにセンター試験に代わって実施される試験となっておりますが、この試験は英語外部試験が併用されます。(2021~2024までは移行期間として)
そのため、現高校2年生以下の人は受験勉強の一環として、英語外部試験の対策をすることが必要となったわけです。
じゃあ実際にどのくらいのスコアを取ることが必要なの?と思うかもしれません。
そこで上の図を見てください。これは日本で異なる検定を同じ尺度で解釈するために文部科学省が作成したものとなっています。
大学入試共通テストではこの図で言うA1~B1レベルの問題が出題されます。また大学によってはB1以上をスコアとして持っていると入試の時に加点されることもあります。
また、特に国公立を目指す子に関しては、出願資格としてA2以上のレベルを求められる学校があります。
なので、国公立を目指す子に関しては、A2のレベルを持っておくべきですし、受験を優位に進めていくためにB1のレベルを持っておくべきだといくことです。
このスコアですが自分が受験学年になった時に受けたものしか使用することができず、検定の結果を見てからどれを使うかを選ぶことができません。(現在受験できる機会は、6月・10月・1月の3回)受験のことも考えると現実的には1月の会は受験するのは難しいかと思います。
しかし、B1というレベルはセンター試験試験の点数で例えると満点(200点中200点)にあたるレベルとなっていて、対策には相当な時間を要してしまいます。
そんな難易度の高いものをただでさえ受験生は英語以外の科目の勉強で追われているのに、高校3年生になって対策を初めただけでB1レベルを達成することができるでしょうか?
そんなの無理に決まっています。
だからこそ高校3年生の一発目の試験で達成するつもりで受ける。早めに達成してしまい残りをほかの科目の勉強にあてるのがいいのではないでしょうか?
これらの理由から、低学年の子も受験勉強を開始すべきだということです。
低学年の子に勉強しなければならないことが伝わったでしょうか?
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