時間を掛ければ高いハードルも低くなる、はずである。 | 東進ハイスクール 横浜校 大学受験の予備校・塾|神奈川県

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2024年 11月 17日 時間を掛ければ高いハードルも低くなる、はずである。

この文章を書いている今日この頃、直前にはハロウィンという名の何だか怪しげな、しかし心浮き立つイベントがあったようです。
私にとってこの催しは、一説に聖バレンタインを称える何かや、日頃は食っちゃ寝ニートに甘んじている某白髭叔父様唯一の大仕事日と同様、奇しくもただの平穏なのであります。
そんな人生も今年で22年目と慣れたものですが、ふと、世間と自身の熱量の差に気付いてしまったりすると、何とも言い表せぬ虚無感に襲われてしまいます。
ともいうのに、近頃はあちらこちらで就活だの終活だのと聞こえてきて、ヲタ活に勤しむ私には世代のズレをも感じ取れてしまい、虚無の二乗できょむきょむなのです。マイナスともいう。

 

こんにちは。

客観的にも大層な名前をつけられ、名前負けをしないという一点については生まれながらに激高ハードルを目の前にしているものの、最近はハードルを潜るどころか最早穴を掘って潜りたくなってきている白石人生です。

 

本日は「スタートダッシュ」をテーマに話を繰り広げていこうかと思います。大した話は出来ませんが、どうか最後までお付き合い頂けると幸いです。

 

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さっそく話は逸れますが、私最近ドラムを始めました。

初期費用はスティックだけで安いからと、友人から誘われて何となく始めてみましたが、これが難しいのなんの。

右手と左手と左足と右足と、それぞれから全く異なるリズムで繰り出されるはずの打音は、私の手にかかれば一音に収束するのでした。それはもう、逆にリズム合わせの達人かと思わせるレベルで綺麗に揃ってしまうのです。

こう見えて私、マルチタスクには疎いのです。

そんなこんなでゆっくりと上達していけば良いかな、なんて考えは甘かったらしく2月22日に演奏会があると言いますから、当然のんびり出来る訳もなく。

スキマ時間の尽くを、家であればスティックとクッション、出先であればスマホと指先でリズムを取って過ごす日々です。

そして課題曲を聴きすぎてしまった弊害か、BPM145の世界に迷い込んでいたりします。ええい早死にするわい。

 

こんな壁さえ乗り越えられなくて「人生」に名前勝ち出来るものかと、せめて引きわけにすらなるものかと、自分を奮起させながらこのように日々手に血と汗を滲ませているわけですが…

そんな一生懸命は私だけではなく、きっと皆様にも、越えなければならない大きな目標もとい夢(ここでは壁またはハードルということにして)としてあることでしょう。
そしてもちろん、何かを目指すということは、それに向けて試行錯誤をしながら自身との差を縮めている最中なのでしょう…

 

…ところで、皆様本当に行動できているのでしょうか。
超えるべきハードルが一見まだ遠くて、まだまだ助走が徒歩になっていたりしないでしょうか。(なんなら歩いてすらいない事も)
そして注力するべき事を、そのあせ握る手で履き違えてはいないでしょうか。
助走を始めてからどんな走り方をしようかと、そこばかりに意識を持っていかれてはいないでしょうか。

 

これは戒めを含めてですが、実は「時間を掛ければ掛けるほど、目指すハードルは下がっていきます」
当たり前に思えて、意外に生かし切れないこの事実。
かんたんな例で言えば…

定期テストや部活の大会、少し俗的なところだとバレンタインやクリスマスなど

これらすべて、直前でどんなに足掻いたところで納得のいく結果が得られることは(私の経験上)無いです。人に依っては少ない程度かも!
(一部、人の素養に依るのには、この私すら訝しく感じているのである)

ですから(私の経験上)どんなに洗練された走りでも、助走距離(助走を始めた時期)が短すぎると、やっぱり飛べないものなんです。
すなわち、届かない。

そこで、改めて注目するべきを考えれば、それは「早く行動する」事。
早く行動できれば、日々の手の滲みが少しは緩和されたり、視点を変えれば、それは目標のハードルが相対的に下がることになるわけです。

 

というところで今回の題に繋がりました。

「スタートダッシュ」早くから始めましょう!
いつかは始める全力疾走、どうせ辛い思いはするのです。
そんな辛い思いをしたのにもかかわらず、少し走り始めたのが遅かったからギリギリハードルに届かないなんて…!!
耐えられない!
ならば最速でその不安を取り除くのです。

ビバ、早期スタードダッシュ!

 

つまり、私は長生きをすればするほどに、私に生まれながらに背負わされた「名前負けしない」という激高ハードルが、徐々に低くなっていくわけです。果しては地面にのめりこませる勢いで、人生というハードルを私の墓標にでもしてもらいましょう。
(結局ハードル下の穴に潜っていそうな事に気づいた勘の良い貴方には、あの有名なセリフでも吐き捨てたいところです)

 

明日は坪田先生から話があるようです。