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2024年 2月 17日 青木先生の名(迷)言
皆さんこんにちは、中央大学商学部の長崎です。まだまだ寒い時期が続いていますが、花粉が出てきた頃ではないでしょうか。花粉症の人はお悔やみ申し上げます。
受験生は早いもので佳境に入った人も多いですね。
合否も順次発表が始まり、スタッフとしても緊張感が高まっています。
ここから先が本命、という人も多くいるでしょう。
最後に皆さんがやり切った、と言えることを祈ります。
さて、本日の本題は3/14に行われる、青木純二先生の公開授業についてです。
青木先生、だいぶ面白い方なので紹介していければなと思います。
まずは経歴、基本情報から。
北海道留萌市出身。函館ラ・サール高校卒業。北海道理学部数学科卒業。
高校教師を経てSEG専任講師を務めた後、横浜に姉妹校のエデュカを設立。代表を務めていた。
元河合塾講師。SEGのトップ講師だったが、2018年度に東進の扉を叩く。
通常の映像授業に加え、東大同日体験受験の解説授業)や、トップ層の生徒からなる「スーパーエリートコース」のライブ授業、2019年度からは東大特進コース、高卒本科での東大対策講座を担当している。
学生時代は野球部。社会人になって、最初は一公立高校教員であったそうです。(念願だった高校教師になったものの、学校の教科書通りに教えなければならないことが嫌だったために3年でやめてしまったらしい)
青木先生の授業は、”原理・理論”の説明が詳しくて分かりやすい(比較的に中級者でも取り組みやすい) という特徴があります。
青木先生は、講義の中で数学の本質やロジックに正面から向き合う。天下り的に解答を提示する「この時はこうする」といった1対1対応型ではなく、問題そのものに対しての自然な考え方を伝える講義を行う。
語尾のな行を高く発声される。これがまた癖になる。また非常にオシャレ。
では、ここからは名言 一部迷言を紹介していこうと思います。青木先生の授業を見たことがない人は、これを読みながらどんな方か想像してみて下さい。
「数学は世界共通で通じる言語です。」
「考えてみて、こんなの当たり前じゃん!って言える事が多い人が、数学が強い人です」
「なぜ計算ミスをするか、計算をしているからです」
「あなたにはこの公式が当たり前に見えますか〜…?」
「数学に理系も文系もありません。数学は、数学です」
「こんな汚い数字を使って数学をやるような、そんな子に育てた覚えは無いわけです。」
「東京っつーのは一次独立だなぁ…」
「場合分けなんて、お前は中学生か?って感じですよ」
「分かんないことを分かったふりをして先へ行くと必ずこけますから」
「弱い人ほど、三角関数は公式漬けになってますねぇ…」
「こんなの咲いたコスモス…とか一生懸命覚えてる人を見ると蹴っ飛ばしたくなりますよね」
「こんなのは公式ではありません。常識です」
「こうやって毎回数式と会話しながら勉強してごらん?あなたの学力は間違いなく伸びていきます。もうこれは断言します。」
「全てに理由をつけて下さい」
「何でその公式使ったんですか?答えられるなら、許します。答えられないなら、詐欺です。」
「数学は当たり前を増やす学問です」
「加法定理は当たり前。合成公式も暗記するに及ばず。本質を理解しておけば暗記しなきゃいけない公式なんてのはほとんどないです。」
「数学っていうのは暗記すればするほどあほになりますからね」
「数学は、正しくやれば面白いんです」
「いいか、記憶を頼るなよ、経験を頼れ。いいな?」
「ポテトチップを積分するとじゃがいもになる」
「Pっていう点がこの直線を動くんです。こうピーっと。でQっていう点がこうキューっと動きます。」
「昔の人はこうやってうまくいったんだ、じゃあ俺はこれと同じ考え方を使ってバージョンアップさせたいなあ…って、こういうことが出来るかどうかですよ。頭を使ってるかの差。」
「(煩雑な分数式について)『こんなヤツとは付き合っちゃいけません』ってお父さんお母さんに言われちゃいそうな形してますねコレ。」
1個の概念をちゃんと理解して100題解けるようになりましょうよ」