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2019年 9月 8日 過去問のあれこれ

 

こんにちは、上智大学文学部の新井です。

今日は 過去問の解き方・直し方についてお話します!

みなさん担任助手の先生から第一志望校の過去問を30年分は絶対に解くように言われてますよね。

では、それにはどんな効果があるのでしょうか?


まず1つ目は、当たり前ですが傾向を掴むということです。2、3年分やれば掴めるんじゃ?と思う方もいると思いますが、〇年に一度〇〇が出る など、数年おきにパターンが繰り返される学校もあります。

それぞれの傾向を分析したら赤本ノートなどにまとめて記録しておきましょう!

(これは私が生徒の時使っていた赤本ノートです。本屋さんに売ってます。個人的にはこれよりも自分で作る方がおすすめです、型にはまらずに分析できるので)

 

 


2つ目は、問題に慣れるということです。それぞれの学校に癖や特徴があり、難関校ほどその傾向は強くあります。それをどういう方法で解くのか、どういうアプローチをしていくのか、何回も繰り返し解くことで身につける必要があります。

 

 


3つ目は、時間配分や解く順番を考えるということです。例えば1回目は順番通り解いたものも、2回目で変えてみるとまた違った発見があります。
私は解くスピードが全体的に遅かったり、周りが気になってしまうのもあって大抵順番を変えてました。


また、練習の時に余裕を持って解かないと本番で時間が足りない、という事態に陥りがちです。そのためにも、何回か解く上で各大問やパートの時間配分をなんとなく決めて解くと良いです!

 


さて、30年分解くことと同じくらい復習も大事です。
ただ解答や解説を見て納得するだけでは復習とは言えません。その解き方が自分でもできるようになったり、次同じ問題が出た時絶対に間違えないようにしたり、出てきた英単語や社会科目の暗記ものを完璧に覚えたり、

それが復習です。


自分がきちんと復習できているのか 確かめる方法の一つではありますが、1回目と2,3回目の点数を比較してみてください。着実に上がっていれば、定着している証拠です。逆に思うように上がらないというみなさん、復習の仕方をもう少し工夫してみると良いかもしれません。


受付横の小さいテーブルに、先生方の赤本ノートがたくさん掲示されてるのでどんどん取り入れてみてください〜!