追われるより、追う人生の方が、良いはずである。 | 東進ハイスクール 横浜校 大学受験の予備校・塾|神奈川県

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2024年 9月 12日 追われるより、追う人生の方が、良いはずである。

人生は突然の連続であるというシェイクチックな言葉を昨日(半月前)の夢で聞いたので。

突然ですが皆さんは鬼ごっこを知っていますか。

鬼になりきる遊びです。

あの遊び、逃げ役か鬼役ならば、皆さんはどちらが良いですかね。

当時の私はクラス中のイケメン(イケてるメンズ)またはイケメン(イケてる面)共から、あれやそれやと、ぬらりくらりと逃げ仰せたのち、クラス中の女子生徒から褒められる事を夢見、逃げ役を買って出ていたわけですが。

今考えると、鬼役のほうが良いです。

消して、たとえ逃げ切ったとて女の子から褒められる事なんてない現実を知っただとか、だったらイケメン共を完膚無きまでに捉え縛った後打首にしてしまった方がスカッとするだとか、あとはもう少しくだらん事だったりだとか、そんな事考えてはいません。※半分フィクションです。

 

こんにちは。白石人生です。

名乗りが遅れました。

(文面で名乗りが遅れるというのは何とも奇な事で)

 

最近、たまたま僕のブログを見つけたらしい知人が「お前のブログ読んでると文章読解に耐性が付きそう」といってきました。受験生大助かりと。
おいうるさいわい。

 

気づけば九月も半ば。

皆さんは高校が始まって半月くらい。僕は学校が始まるまで半月くらい。なんだかんだで、学校初日を頂点とした二次関数的にテンションは同じくらいでしょうか。

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突然の本題。

本日は『白石先生のオススメ講座』をお伝えする回と聞いております。テンション高めでいきましょう。(理系科目しかお話しできません、お許しを)

 

正直沢山あるのですが、一番は山口先生の『スタンダード物理』かなと思ったり。
数学の真髄だとか、ハイレベル化学だとか、東工大対策化学だとか、他にも枚挙にいとまが無いですが。(嘘ですそんなに覚えていない)

スタンダード物理、略してスタ物。

この講座の良いところは、なんといってもイメージのしやすさによる興味関心の持ちやすさです。
理科科目なんて、この世の森羅万象に理由をつけてやろうという科目ですから、ただただ机上でペンを動かすだけでは何にも楽しくないし面白くもない。
この学問を開拓していった先人たちだって、現代に生まれ変わってペン遊びをするだけだったらならば、きっと政治家になっていたくらいが関の山です。
ただ、この授業は一味違います。
今までならばただ公式と睨めっこしていた物理も、その単元の簡単な動きを図で示してくれるのはもちろん、具体的にどんな現象につながるのか、どんな研究や機構に使われているのかを伝えてくれるので、自然と物理に興味が湧きます。

これは世論であり持論ですが、何事も受より能の方が良いですから、「受験のためにやらされる勉強」よりも「探求のためにやる勉強」の方が結果が出るものです。好きこそものの上手なれ。

その点、この授業は受動を能動に変えるきっかけになりうる授業なのかなと思うのでおススメ。
あとは、物理の授業というと「微積物理」も魅力の一つとしてあると思いますが、この授業で微積は一切使いません。(一部微積について言及することはありますが、使わないといって差し支えないかと)
僕的にはこれも好きな所ですね。

物語の布石は、最初何が何だか分からないけれど、とりあえず自分なりの考えをもって進んだ先の霧払いが気持ちいいものだと思うのですが、先の理由はそんな感じ。
高校物理のいわゆる暗記物理(公式を結局覚えるため)というある種地獄のような布石を自分なりの解釈で頑張った後に待っている、大学の微積物理という霧払いが、もうサウナの後の水風呂&外気浴みたいに気持ちが良いのです。
これをはじめから微積物理で、なんの思考も持たずに教わってしまうのは、もったいないし。はじめの感動が少ないのなんの。サウナ入らずに水風呂と外気浴て、風邪ひくわい。

いや、そこまでは言い過ぎかもしれないです。暗記物理から微積物理は感動差分エンジェルフォール、初めから微積物理は(名前ちょうどよいのが無かった)多段の滝のよう。...崖と階段的な違いですね。一気に味わう感動か、徐々に味わう感動か。

みたいなことを思ったり感じたり綴ったり。

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いやしかし、受動よりも能動、というのは本当に、まったく事の核心を得ている気がします。

ここからの限られた時間の中で成果を出すには「いかに能動的に勉強に取り組むか」というのはひとつのカギとしてありそうです。

 

で言えば話は戻りますが「追う」方が、やっぱり良いですね。
(逃げと追いが受動と能動の関係なのか、という審議はまぁ置いておいて。まぁ言葉的に「逃げ」は「追われる」事で「追われる」が受動態なわけだから…さらに「追う」から「逃げる」わけで)
あのウサギと亀だって、亀がゴール間近でウサギが追う側になっていたなら、ウサギが負けるはずが無いですし、逃走中だって追う側が絶対有利だからこそ逃げ切った時にあんなにお金貰えるわけだし。鬼ごっこだって、鬼の方がスカッとするし…。
羽虫が耳の近くを飛んでいたらどこかへ追いやった方が気持ちい良いし、サウナだって一回にとどまらず、追いサウナで三回くらいはととのうのが良いわけです。

ちなみに話は飛躍しますが、追っかけの延長線上「ストーカー」などを良しとしているわけでは無い事に注意してください。このご時世、漏れなく余りなくでないとネット警察に追われてしまいますから、一応。

 

さて、上記の注意事項に留意してから「追い」の方が良い事を認めたうえで。
受験生の皆さんはきっと、合格を追っている人が大半でしょう。
これは合格を「求めている」という意味でも、成績上「追いかけている」という意味でも。

ですが安心してください、どうやらこの世の中、「追っている」方が良いらしい。

各々が各々の人生を負って、残りの時間を精一杯に合格を追って、なんなら合格を追い越してすらやりましょう。

...追い越したら次は追われる番になるなんて言わないでください。

 

 

名乗りが遅れたので、さぁ追いついてやろうと急いだところ、文中散らかってしまいました。失敬。お許しを。

明日は晴之介先生がお話ししてくれます。お楽しみにどうぞ。