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2020年 4月 20日 模試だと思うな本番だと思え!
こんにちは!早稲田大学文化構想学部3年の磯部です。
みなさん、緊急事態宣言下でいかがお過ごしでしょうか。
最近よく新型コロナウイルスとの比較で、およそ100年前に流行した「スペインかぜ」がメディアなどで紹介されていますね。
「スペインかぜ」は日本でも猛威を振るい、岩倉使節団の一員の大山捨松、東京駅舎の設計者である建築家の辰野金吾、明治末期からの新劇運動の中心人物、島村抱月ら、多くの人々の命を奪いました。
本年度の入試問題では感染症に関わる出題があるかもしれません。日本史選択の方は上記の人物について、ある程度知っておくと良いと思います。
特に島村抱月は早稲田大学の出身者で、大山捨松は津田塾大学の設立に大きく携わっています。それぞれの大学を受験される方は、彼らへの理解をぜひ深めておきましょう。
さて、東進ハイスクールでは緊急事態宣言下でも生徒の皆さんに安心して学習の理解度を確認してもらえるよう、26日実施の共通テスト本番レベル模試は原則自宅にてオンライン受験してもらうことになっています。
言わずもがな、受験生のみなさんにとっては非常に大切な模試です。
今日は26日の受験当日までに意識しておいてほしいことをお話したいと思います。
それはズバり、
模試だと思うな本番だと思え!
ということです。
受験生のみなさんはこのままいけばあと270日で入試本番を迎えます。
まだまだ時間あるじゃん、と思う人もいるかもしれません。
では、共通テストレベルの模試は本番まであと何回あるでしょうか?
あと5回しかありません!
模試は、本番を意識できる数少ない貴重な機会です。
この模試を受けるに当たって、当日までどう過ごすかが、入試本番で実力を発揮できるか否か懸かっているといっても過言ではありません。
26日の模試まであと1週間ですが、この期間を来年1月の共通テスト1週間前だと想定して予定を立てて過ごしてみてください。
本番で力を出すためには直前期にどの教科をどれくらいやればいいのか、よく考えてみましょう。
そうしておくと本当の本番に、自分のベストのコンディションに持っていける方法を知った状態で臨むことができます。
僕は受験生時代、試験当日の朝何時に起きるか、会場までの電車での移動時間に何の勉強をするのか、会場に着いてから試験開始まで何の勉強をするのかまで想定して模試までの日々を過ごしていました。
今思い返すといかに自分がビビりで小心者であったか恥ずかしくなりますが、細かいことまで想定して模試を受けていたおかげで本番で無駄な緊張をしませんでした。
ぜひみなさんも26日の模試を受けるに当たって、自宅で受けることができるからと言って気を抜かず、共通テストの本番であると想定して、この1週間過ごしてみてください。
「面倒クセぇ!」と思うかもしれませんが、直前期に緊張のあまりどうしていいか分からず、メンタル崩壊を起こし、万全の体制で本番を迎えられなかった時の自分を想像してみてください。
入試は当日の結果が全てです。
準備不足のためにそれまでの努力が水の泡となる、というより自分で水の泡にしてしまうのはもったいないです!
だからこそ東進では2か月に1回模試があるわけです。
これまで「模試かぁ…」と負のオーラ全開で模試に臨んでいた人も、ぜひ今回から「本番だと思って準備しよう!」と前向きな気持ちで受けてみてください。そこで模試までに得た経験は失敗も含めて、入試本番の大きな自信に繋がります。
僕は持ち前のメンタルの弱さを発揮して2月と4月の模試で英語の時間に頭が真っ白になる経験をしました。ですが、それを踏まえて勉強への意識を変えた(過去問の解き方を、本番で頭が真っ白になったときの想定をした場合に備えたものにした)ら、それ以降は症状が改善し、本番でも落ち着いて問題を解くことが出来ました。
模試で失敗したくない…と模試を敬遠するのはもったいないです!
失敗も財産になるので、あえて本番を意識して緊張した状態で模試を受けましょう!
横浜校では模試後に担任の先生と面談することになっています。時局を鑑みて電話やオンラインでの面談になるかもしれませんが、しっかりとスタッフがサポートします!
そして、入試本番から逆算して目標を立てて、次の模試まで頑張りましょう!
我々はみなさんの第一志望合格率を1%でも上げることを使命に働いています。登校休止期間も、なにか困ったことがあれば校舎に連絡してください。
担任が親身になって相談に乗ります。
いつになるかは分かりませんが、またみなさんと校舎で笑顔で会える日を楽しみにしています!
それでは模試での健闘を祈ります。