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2024年 4月 24日 夏までにやるべきこととは?
皆さんこんにちは!早稲田大学教育学部の片岡真綺です。
ついに新学期が始まり、大学2年生になってしまいました。寂しいですが、私のブログもこれで最後です。時の流れの早さには本当に驚かされるばかりですね。
この春高校三年生になった皆さん、いよいよ受験生としての実感がわいてきたのではないでしょうか?
中には、「何から勉強を始めればいいんだろう?」と不安に思っている人もいるかもしれません。
そこで今回は、「夏から過去問対策を始めるために今すべきこと」についてお話ししたいと思います。
まず大前提として、夏から過去問を解き始める重要性について確認しておきましょう。
皆さんは自分の第一志望校の過去問を解いたことはありますか?
まだちゃんと解いたことがないという人も多いのではないでしょうか。もうスラスラ解けており全く問題ないという人は少ないかと思います。
大学独自の試験は共通テストと違って大学ごとに特色があり、難易度もかなり高くなります。英語は難しい英単語や英文法を問う問題が出題され、社会科目などはより細かい知識を問われます。
共通テストとは別に、重点的に対策しなければなりません。最低でも十年、加えて併願校の過去問も解くことを考えるとそれ以上の問題数を解く必要があります。
この演習量をこなすには、夏からでも時間が足りないくらいです。可能な限り早く始めましょう!
では、夏から過去問を始めるためには今何をしなければならないのでしょうか?
これは私の考えですが、重要なのは基礎固めです。
繰り返し言われているかとは思いますが、基礎固めは本当に重要です。過去問で演習量を増やしても、基礎が固められていないと意味がありません。過去問を解くために必要な細かい知識をつけるためには、基礎を固めておくことが重要です。
具体的には、英単語や古文単語の暗記、基礎的な英文法の理解、歴史の大まかな流れの理解などが基礎固めに当たります。
古文単語には複数の意味を持つものもありますが、覚えて見分けられるようになっていますか?
上達部、地下、大臣といった漢字の正しい読み方や意味は覚えられていますか?
漢文の置き字の意味は理解できていますか?
古典ひとつとっても、暗記すべきことは山程あります。
私はこの時期に古典の暗記をしておき、夏休みから共通テスト型の問題をたくさん解くようにしていました。古典も演習量を重ねればスラスラと読めるようになります。
ぜひ今からしっかり基礎固めをして夏に備えましょう!皆さんの合格を心よりお祈りしています。
次回のブログは米川先生です!お楽しみに!