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2023年 9月 6日 国語の勉強について
みなさんこんにちは。
中央大学商学部の長崎です。
9月になりましたがまだまだ暑いですね。
いい加減涼しくなってほしいところですが……
夏休みも終わり、学校が再開するというのはいつになっても鬱々としますね。
受験生は特にここで勉強が緩んだり、ペースが崩れたりする人も多いので、気を抜かずに行きましょう。
さて、今回は『国語』という科目の勉強についてお話します。
国語の勉強、皆さんどれくらいしていますか?
正直にお話しすると、国語の勉強に時間を過剰に割くのはあまりおすすめできません。
英語、数学をたくさん勉強してください。そのうえで、国語に関しても必要な量勉強しましょう。何もやらないのは勿論ダメです。
なんで英語、数学を優先するべきかというと、国語なんて日本語の問題ですから、英語や数学とは下地が違う(と勝手に)思っているからです。
小中学校で英語や数学の勉強を疎かにしてしまうと結構取り戻すのが大変だとは思います。その点国語という科目に関しては、生きているだけで、この国で生活する以上はある程度の知識や用法は身に付きますよね。
勿論この生活で身に付く部分にも差があります。
ひとえにその差を生むのは読書だと僕は思います。高校一年生くらいでまだ受験まで時間のある人は、まず本をたくさん読んでください。極論ではありますが、国語の試験に出てくるような難しい言葉の意味や漢字の読み方なんてものは日頃の読書の中で身に着けて行けばいいんです。
なのでこと現代文においては、読書とある程度の問題演習で十分な人もいると思います。
ただ残念なことに日頃から読書の習慣が(もっと言えば小さい頃からが理想なのですが)ある高校生というのもだんだん減っているのが現状です。
そういう人はなにをすればいいのか。
まずは古文、漢文を完璧にしたほうがいいと思います。
共通テストであれば、古文、漢文の配点は合わせて100/200点です。国語の点数が伸びない、そう悩んでいる人は、古文、漢文を勉強してください。
すくなくとも現代文よりは簡単に点数を伸ばすことが可能だと思います。
古文であれば古文単語、文法、漢文であれば句形や語の意味などの基礎知識を抑えるだけで、点数が大きく変わる人もいるくらいです。
英語に置き換えればわかりやすいかもしれませんが、単語、文法、熟語などの基礎知識がなければ正確には読めませんよね?
古文は日本語で書いてあってもその意味は現代語と違うものが多いですし、漢文に関しても中国由来の文章です。これら未知の言語に対して、単語や文法といった基本の知識を抜かして点数を取ることはまずできないと思っていいと思います。
現代文に関しても、あまりにも語彙力が乏しい人は語彙帳をやることも考えてもいいかもしれませんが、これに関しては時間に余裕がある人向けですね。
現代文の勉強に関しても、選択式の問題だけを解く人、記述も含めた読解力が必要な人、という感じで二種類に分かれると思います。志望校の問題によってこれは変わります。
前者、選択式問題しか解かない(共通テスト以外で国語を使わない、選択式の問題を採用している私立大学専願)の人は、選択肢の切り方を身につけましょう。
これは模試の解説や問題集などで正しい考え方に触れ、自分の中で正しい選択肢を選べるようになるまで練習を積み重ねていくのが一番だと思います。
後者の場合は、授業や講義系の参考書で読解力そのものを強化する必要があると思います。
要点を抑えたり、筆者の考えを一から自分の言葉で説明したりという能力は場数だけではどうにもならない人もいるでしょう。
ここまでつらつらと書いていきましたが、国語の勉強にある程度の定石はあれど、最後に解き方を見つけ、体得するのは自分自身です。
どの方法が正解かどうかというのは皆さん一人一人にしかわからないと思います。
情報をたくさん収集し、そのうえで自分に最適な勉強法、問題の解き方を身につけましょう。
↓講座をやる場合はこのあたりがおすすめです↓
◇現代文
〇共通テスト~70%
・大学入学共通テスト対策 現代文
・現代文トレーニングor現代文基礎トレーニング
高2,3で共通テスト7割レベルに到達していないのなら入試対策:センター試験対策現代文(90%突破)を勧める。
現代文がどうにもならないレベルの人は林先生の生徒個人の解き方を尊重するやり方で苦しむ可能性が高いので無理に手を出さないこと。その場合は現代文トレーニングの方をお勧めする。
〇共通テスト70%〜(高1,2生)
・高2ハイレベル現代文トレーニング
・現代文記述・論述トレーニング
高2ハイレベル現代文トレーニングは国語力を総合的に養う講座。マーク式・記述式・国公立・私立etc.様々なパターンを練習する。
現代文記述・論述トレーニングは国語が得意な人向け。
〇現代文を得点源にしたい最難関大,難関大志望者
・東大対策国語(東大志望者)
・京大対策国語(京大志望者)
・一橋大対策国語(一橋大志望者)
・現代文記述・論述トレーニング(上記以外の大学志望者)
・ハイレベル私大現代文トレーニング(私大志望者)
◇古文
〇初学者、苦手な人向け
・基礎からの的中パワーアップ古文
・ハイパー古文
・古典文法強化ゼミ
・古文読解基礎強化ゼミ
苦手意識が強い人は基礎からの的中パワーアップ古文がおすすめ。
古典文法強化ゼミ、古文読解基礎強化ゼミは先生の合う合わないはあるので体験で確認することをお勧めする。最終的に目指すレベルが上で、先生が苦手でなければこちらがいいと思われる。
〇共通テストのみで古文を使う人
・古文スペシャル(基礎編)+古文スペシャル(標準編)PART1
・読解に強くなる古文ゼミ
〇上位国公立,上位私大志望者
・的中パワーアップ古文(標準編)
・基礎強化古文
・ハイパー古文(上位国公立大対策編)
〇古文を得点源にしたい最難関大,難関大志望者
・難関古文
・トップレベル私大古文
こんな感じでしょうか。僕の個人的な見解にはなるので詳しいことは自分の担任の人に聞いてみましょう。これは参考までに。
明日のブログは片岡先生です。お楽しみに!