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2021年 7月 1日 過去問分析のやり方
こんにちは!1年の佐藤美里です!
ついに7月に入りましたね!
共通テストまで残り6ヶ月半、2次試験までは残り約〜7ヶ月半を切りました。みなさん過去問は進んでますか?
今日は、過去問演習をする上でとっっっても大事な、「分析の仕方」を書いていきます!
まず前提として、過去問演習の流れの大枠は
「演習→自己採点(or添削)・復習→分析・弱点補強→演習」
です。過去問を解いて、自己採点とできなかった問題の復習をして、「弱点分析と過去問分析」して、点数を伸ばすための具体的な改善案を考えて実行して弱点を補強して、また演習をして…ってことですね。
過去問演習をする際の分析には主に2種類あります。1つは、①過去問の分析。もう1つは、②自分のミスの分析。
①ももちろん大事ですが、自分の成績をダイレクトに伸ばすのに大事(かつ、あまりできなかった理由を深掘りしてる人がいないイメージ)なのは特に②です。
①過去問の分析
過去問の分析とは、大学ごとの出題傾向(頻出分野・問題量・配点・問題の出題のされ方)を知ることです。
直近3年分くらいの過去問を解けば大体わかると思います。大学・学部によっては出題傾向が昔から大幅に変わることもあるので、最新の年度から3年分解いて分析するのがおすすめです。
②弱点の分析
みなさん、間違えた/できなかった問題に対して、ただ解き直すだけで終わってませんか?
それは非常にもったいないです。ミスしたところは、自分が1番点数的にのびしろがあるところだからです。
弱点分析の目的は、解けなければいけなかったのに、解けなかった問題に対して、次できるようにするためにはどうすればいいかを考えることです。具体的には、以下のようなことを考えて、実行します。
a)解けなければいけないのに解けなかった(間違えた)問題
b)できなかった本質的な原因(そもそも基礎的な単語や解法が定着していなかった、基礎はわかるが頭から引き出す速度が遅い、字が汚くて読み間違えた、など様々)
c)その原因を解決するための具体的な改善案・解決案を考える(問題集を解く、受講を見直す、解く順番を変えてみる、演習量をこなす、など)
d)解決案・改善案を実行して弱点を潰す(過去問演習と並行して進めるイメージ)
ここで気をつけてほしいのが、この弱点分析は、考え出すとキリがないことも多々あります。なので、時間を区切ってやるなどして、完璧主義に陥らないよう気をつけましょう。過去問は10年分(あるいはそれ以上)、繰り返し演習して点数を伸ばしていくものです。一度で完璧にすることに拘って時間を必要以上にかける必要はありません。
だいぶ長くなりましたがここまで読んでくれた方、ありがとうございました!もし何かわからないことがあれば気軽に聞きにきてください。
明日のブログは慶應義塾大学の大先輩、芝田先生です!お楽しみに〜〜